管理機能の画面例を見ます。対応措置入力の画面です。
不備報告のあった区域について、対応を入力します。
報告のあった件数、および現在の処理件数が表示されています。
ところで、 Accessの基本機能では、レコードセレクタがあり件数が表示されますが、一般のエンドユーザーには理解できません。鉛筆マークの意味も分かるはずがありません。
ましてやレコードの保存タイミングなど分かるはずがありません。
多くの書籍がAccessの基本機能を理解していることを前提にいろいろ説明していますが、それは無理です。
初めて触れるユーザーには分からないでしょう。
従って、上のような画面設計とし、レコードが移動した時点で保存されるのですが、それは初心者には分かりません。
おそらくレコードが移動した時点で、「入力した内容が消えてしまった」と思うに違いありません。
そうしたことに配慮しないといけません。
初心者にも(誰でも)分かるように、保存ボタンを加えました。
これで、入力した内容がしっかり保存できたと安心してもらうためです。
前にもふれた通り、職場の職務上の管理者といえどもPCの専門家ではありません。
システム運用にはそれなりの配慮が必要なのです。
コードは次回としますが、特別な難しい内容はありません。