学習システムToidasu 連載8


シナリオ説明の最後となります。

問題数がマイナス、選択肢もマイナスだったらどうなるのか。
それは、A群、B群、C群(それ以上はおそらく対応の必要はないでしょう)などから適切なものを選択するような問題作成が可能となります。

ただ、これについては、本システムの「画面設計」の制限から、現状では事実上

「問題数-8、選択肢-8」に限られます。具体的にはA群、B群から選ぶ問題に限られます。(もちろん、選択肢がそれなりに並んでいるだけでよいなら、-6、-6でもよいですが。)

具体的な問題例で見ます。(この問題は学習サイトに掲載済みのものです。)

制限1

選択肢は最大8、4列2行表示になっていること。選択肢を文字列で表示するにはそれなりの大きさが必要で、視認性も含めて考慮したものになっています。

制限2

解答欄は、2列で1行となっていること。通常問題は最大5問なので、最大3行のスペースを要します。

通常問題が5問というのは、仮に問題の説明文と、具体的な各問題を1行で示したとしても、最低でも6行は必要です。見やすさを考えたら、適切に改行を入れたりすれば10~15行くらいにはなります。選択肢の表示スペース、解答欄のスペースを考えると、画面をスクロールせずに1画面で問題全体を表示(視認)するのはほぼ限界のところです。

上の例では、教科タイトルより上ほう見えなくて良い条件で、問題部分だけはスクロールなしでなんとか表示されます。(拡大率100%)
つまり、これにもし、C群を含むような問題であれば、確実にスクロールしないと問題全体を把握できない状況になります。

学習者にとってはストレスとなります。

解答欄は「解答」だけ表示すればよいわけではなく、上の例のように「選択中」の表示、正解した場合のメッセージなど、今後の拡張機能も考慮しています。

どうしても、3群以上から選択するね問題を作成したいなら、解答の「組み合わせ」を選択肢として提示する方法で対応してもらうしかありません。

次回は、「画像ファイル」についての制限事項を説明します。

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